2019-05-23 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
委託して保育作業してもらうということ等も含めると、やはり低コストで仕上げていくんだという観点にもう一度立って、いま一度御答弁いただけませんか。
委託して保育作業してもらうということ等も含めると、やはり低コストで仕上げていくんだという観点にもう一度立って、いま一度御答弁いただけませんか。
こういった時代を転換をいたしまして、平成十年以降の部分での抜本改革を踏まえまして、民間事業者に委託できる事業を極力委託するということを基本にさせていただいてございまして、現在、二十二年度におきます委託率ということでお答えさせていただきますが、伐採につきましては一〇〇%、人工造林及び主な保育作業である下刈りということにつきましては九九・八%というようになってございます。
それから、委員御指摘のように、奥地水源地域の森林につきましては、水源涵養はもとより、土砂崩壊防止でありますとか森林吸収源対策としても重要な役割を果たしておりますので、今後とも植栽や間伐等の保育作業を確実に実施してまいらなければならないと考えております。
それから、下刈り、除伐、間伐、こういう保育作業と言っておりますけれども、これが適切に実施をされるということ、この過程が必要でございます。一方、天然生林につきましては、必要に応じて更新補助に必要な作業がなされているということが基本になります。
近年の国内の林業をめぐる状況は、木材価格の低迷、賃金の高騰等により、林家の山離れ、林業経営意欲の低下が進行しておりまして、先人が植え育てた造林地における保育作業などの手入れ不足が目立ち始めております。
先生御指摘の育成天然林施業というものがございますけれども、流域森林総合整備事業におきます育成天然林施業、これは天然林を天然力を活用いたしまして的確に更新いたしますとともに保育作業を実施する、こういうことによりまして森林の持ちます諸機能を維持増進するということを目的として実施しているところでございます。
すなわち、長く続いております木材需要及び木材価格の低迷、山村の過疎化のもとでの林業従事者の減少や高齢化などによって、人工林の除間伐や保育作業のおくれが、最近幾分緩和されつつあるとはいえ目立っておりまして、産業としての林業の振興の視点からも森林問題が取り上げられております。
次に、松くい虫の被害の原因でございますけれども、マツノマダラカミキリ及びマツノザイセンチュウが異常気象や保育作業の不備によって被害を大きくしている、こういう指摘もございますし、まあそれが主たる原因だということでずっと見てまいりますと、その観点からずっと焦点を当てまして、もう長い間やはりそういう原因論に基づいて今日まで対策を講じてきておるわけですね。
○政府委員(秋山智英君) 官行造林地は現在大半が保育作業を終わりまして、現在主伐期に達したものにつきましては収入の対象ということで、大体毎年約三十億円前後の収入を得ているわけでございますが、私どもこの官行造林地の主伐期に達しました外分につきましては、国がこれまで造林投資してきた関係もございますので、収益分収をやるようにこれは指導しておりますけれども、相手方の方々が伐採を希望しない場合等には、地域の事情
○参考人(川合勇君) 分収育林が具体的に実施されていく段階で、直接雇用によってやるのかどうかということについて、実は労使で直接詰めてございませんのでわかりませんけれども、 〔理事北修二君退席、委員長着席〕 仮にこの法案が通って実施をされるという段階になるとすれば、私どもとしては、国有林野事業に長年働いてきた技術を持っている労働者によって、しっかりした間伐なり保育作業といったものをしていくべきだろうというふうに
ここに太いクズが植えた木に巻きついていて、今までの保育作業というのは一体どのように行われてきたのかと思わざるを得ない。クズというのは非常に繁殖力が強くて、一回切ってもまた生えてくるようなものであるということはよくわかりますが、それを防ぐための作業手順というものもちゃんと決められているはずでありますけれども、それが守られていたとはちょっと思えないのであります。
我が愛知県におきましては、五十三年度以降、県及び流域市町村の資金拠出によって矢作川水源基金、豊川水源基金が設けられ、水源地域で行う造林、保育、作業路の開設に対し助成の道が開かれておりますが、このような費用分担方式は今後さらに拡充推進してまいる必要があろうかと存じます。
「地ごしらえは、植付および保育作業に支障のない最小限の作業を行なうため、枝条存置地ごしらえを原則とする。」こういうぐあいにして、「最重点事業」から「最小限の作業」に地ごしらえが変わっておる。このことを長官は変わっていない、現在もそれでやっておるというぐあいに答弁したのです。これはおかしいと思う。
ところが、一九七一年の四月になりますと、「地ごしらえは、植付および保育作業に支障のない最小限の作業を行うため、枝条存置地ごしらえを原則とする。」と、こういうふうに変わっておるのですよ。だからあなたの方針とは違っておるのです。なぜそういうことになっておるかといいますと、その証拠には、人間の数をおかしいことをやっておるのですよ。
林業経営においては保続原則という指導原則があり、また「手入れが行きとどかなければ植えるな、植えられなければ伐るな」という鉄則があるが、とかく保育作業は手がぬかれがちであるのが実状である。保育こそ造林事業の主体をなすものだという考え方になりたいものである。 というようなことでこの調査を行ったわけであります。
何によってそういう状態になったかというと、森林に対して、造林にしても保育作業にしても十分に行うべきことが行われておらなかったのではないかという欠点があるわけです。それからまた、森林の成長量を度外視して伐採、生産が行われた。
○秋山説明員 森林を造成するに当たりましては、先生お話しのとおり植えるだけではございませんで、やはり保育といたしまして、下刈り、つる切り、除伐というふうな保育作業を実施して初めて山になるわけでございます。
農林大臣ね、農林省が五十一年に実施した林業経営意識調査というのによりますと、人工林を持つ林家の半数が、下刈り、つる切り、除伐などの保育作業ができないと言っているのですね。これは人手不足だと。これと、それから資金の問題ですね、これは重大だと思いますが、御存じですね。
ただいまたいへんきついおしかりをいただいているわけでございますが、先ほど申し上げましたように、私ども、森林の保続ということを前提として経営に当たっているわけでございまして、たとえば保育作業、下刈り等が十分でないのじゃないかとか、そしてそのことが森林を十分生育させていないんじゃないかとか、こういう御指摘だと思うのですが、私ども、保育作業等につきましては、植生とか、繁茂の状態とか、造林地の地形とか、あるいは
においてこれを実行するのが一番望ましいことでありますが、それでできないと、既存の公団あるいは公社分収造林においても十分にできないと、森林組合においてもそれを解決することができないというような現象がまだまだ残っておるわけでありますし、そういう落ち込んだ地域の造林事業というものを、この際国の責任をもって全面的に解決するということが本法案の目的でありますからして、地元の森林組合がこの分収造林事業の造林作業、保育作業
それから保育ですが、下刈りとか、つる切り、除伐、枝打ち、根踏みというものが、植えつけからおよそ八年間にわたって保育作業をするということにいたしますと、十五万七千八百六十四円を要することになりますので、これを八年で割りますと、一年一万九千七百三十三円ということになるわけであります。
○芳賀議員 これは、国営分収造林事業を行なう場合でも、行なわざる場合においても、全国の民有林が、森林法に基づいた全国森林計画の定めるところに基づいて、全面的に生産活動を、しかも長期にわたって持続的に継続するということになれば、作業方式がどうあっても、保育作業をやる場合においては、全国的にその時期には適切な保育をしなければ予期の成果をあげることができないわけであります。
ことしの二月に東大阪市の保育作業者の健康診断成績報告書というのを出しているのです。これは公立保育所の保母さんの実態なんです。民間よりは条件はいいわけなんですね。